桃色学園都市宣言(仮)

♪ BARBEE BOYS 「ごめんなさい」

家事調停待たせすぎ

調停事件の場合、普段当事者・代理人とやりとりをしているのは、調停委員のみであることがほとんどである。
しかし、調停不成立で審判移行、という結論を出すためには、裁判官が来て不成立を通知しないといけない。
(裁判官がいないままだと、不成立を決めることのできる「調停委員会」と言えないからかな?)
一方、裁判官は、担当の事件を数多く抱えていて、同時にいくつもの調停を掛け持ちしている(だから上記のように普段は調停の場にこない)。
そのため、いざ裁判官を呼んでも、他の事件に出席していたりして、すぐに来られないことが普通である。

今日は、不成立としてもらうために1時間待った。
調停の現状を知っている代理人ですら待たされるのにうんざりだというのに、
本人で調停している人はこんだけ待たされたら、裁判所にいい印象を持てるはずがないと思う。

家裁は特に忙しいと聞くが、裁判官増やせよ!

(参照:合格者は増えても裁判官を増やすつもりのない現状
Schulze BLOG:65期からの判事補任官は92人、12月20日の一斉弁護士登録時点での未登録者は546人