桃色学園都市宣言(仮)

♪ BARBEE BOYS 「ごめんなさい」

経験不足

初の刑事弁護(被疑者国選)ということで、示談交渉に望むことになった。
被疑者の利益のために活動するのは当然ではあるが、
国選弁護人であり、手続き全体の適正担保が使命だと考える。
そのため、被害者の方の被害感情軽減も図ることが出来る示談交渉をしたいと考えた。

しかし、両サイドに配慮しているため、何が何でも示談をとる!方法は選ばない!とはならない一方、被害者第一!にもなりきれない。
経験に基づくテクニックがあれば、両者をうまく調和させてうまく着地させることもできるかもしれないのだが、
今の自分の状態では、虻蜂取らずになりかねないのである。

どうせ技がないのなら、せめて何か一つでも獲得すべき!と考えるべきか。
あくまでも理想を追求すべきか。

こんなことを考えてしまう青さは恥ずかしくはあるが、
慣れきって定型的に処理して悩みもなくなる、という風になるのが正解と思えず。

ちょっとしたことでもすぐ悩んでしまうのが経験不足だな〜、と思った次第。