法曹としての共通感覚
先日
痴呆症と運転 - shinic-tの日記
という日記を書いたが、
昼休みに、いつも巡回しているブログを見ていると、ほぼ同じことがよりわかりやすく論理的に書かれていた。
↑のブログ主は、検事出身でメディアにも出られることのあるベテランの先生であるから、まあ自分の感想もあながち間違ってはいなかったな、とホッとすると同時に、
同じ法律を体系的に勉強した経験があれば、同じような意見を持つのが当然なのか、とも感じた。
新司法試験になって合格率の上昇により、合格者のレベルが落ちたと言われるが（上記ブログ主もそのようなことを再三述べられているのでへこむ）、
このような法曹としての共通感覚を磨いていって、新司法試験合格者が一段低く見られないようにも、努力していかなければならないだろう。
余談だが、私が現役を退くまでに、ロースクール制度が続いているとはとうてい思えないので、
新６０期から十数年の間の弁護士達は、
制度改定後の若手法曹に、
「あ、ローの頃に合格したんですね（笑）」
などと後ろ指をさされるんではないかという予感がある（汗）
