桃色学園都市宣言(仮)

♪ BARBEE BOYS 「ごめんなさい」

司法修習制度の今後

司法修習生の「ユーザー化」を懸念する | Singer-Song-Lawyer とは私のことだ

自分にとって、ただ一点、ちゃんと就職できなかったことをのぞいては、地方での修習はとても有意義だったと思える。
しかし、これから貸与制になるのに、誰が好きこのんで、縁もゆかりもない地方に飛ばされることを望むだろうか。
修習内容の差に加えて、就職活動の負担がまるで違うというのに、その差を容認できるだろうか。

修習担当の弁護士の感覚と、修習生の感覚のズレは、上記ブログの懸念する通りであると思う。
修習生はこれから修習を受けるのだから、修習の実情が分からない分、積極的に修習にNOを言うことはあまり無いと思うが、
修習にいい思い出のない弁護士が増加した上、既存弁護士も、自分の受けた修習の恩恵が薄れて修習担当をする負担を避けるようになれば、
司法修習制度自体が槍玉に挙がることもあり得るだろう。