桃色学園都市宣言(仮)

♪ BARBEE BOYS 「ごめんなさい」

経験値がなかなか貯まらない

同期に話を聞く機会があると、たいていはめちゃくちゃ忙しそうで、
さぞ色々な事件に遭遇しているように見える。

顧みると、自分はとてもそのような状況にはない。
その分マイペースで生活できるのは利点ではあるが。
ただしいざというときに能力不足を露呈してしまう。
起案チェックでへこむ - shinic-tの日記

自分の例は極端にせよ、弁護士稼業は、スタート時点から、各人の属する場所によって大きくやることが異なり、経験のたまり方も異なる。
これは非常に意外だった。
みんなそれなりに経験を積んでいくのではあるが、
それまでの歩みがまったく違うので、自分のことを考えるととても不安になる。

これは民事事件だけではなく、刑事事件はもっと顕著に現れる。
東京だと国選すらなかなか回ってこず、自分は
初当番弁護 - shinic-tの日記
でやっと2回目の刑事事件だ。

一方地方で就職した同期などは、1年間で30件もこなしているという。かなりのパターンはこなしたのではないだろうか。
私はといえば、前回が国選・今回が当番、と言うことで、事務手続きが違うため、上記日記のように非常にビクビクしながらやっている、というていたらくである。

今日は弁護士選任届を出す手続きをおっかなびっくり済ませた。
東京地検に押送されている事件は、東京地検5階の窓口に提出することとなるが、このことが書かれているものはほとんど無い)
次はやがてくる起訴時の国選切り替え手続・・・

漠然とした不安は、家に帰ってお笑い番組を見て笑って、寝るとまた明日がやってくる、というサイクルの中で解消させています。