桃色学園都市宣言(仮)

♪ BARBEE BOYS 「ごめんなさい」

いつのまにか1周年

弁護士資格を得る一般的なルートは、
司法試験合格→司法修習修了
である。
ロースクールを前提にすると、
3月:卒業→5月:試験→9月:合格→11月:修習開始→翌年11月:2回試験→12月:修習修了→翌日:弁護士登録
という流れになる。
2回試験というのは俗称であるが、要は司法修習修了の資格を得るための、卒業試験のようなものだ。
それに合格することで、弁護士登録の資格を得ることになる。

普通は、修習中の9月あたりに、すでに決まった就職先の事務所の所属する弁護士会に、司法修習修了を前提とした入会申し込みをしておく。
そのため、2回試験合格発表日=司法修習修了日の、翌日には弁護士登録がされることになる。
この日を俗に一斉登録日と呼ぶ。

しかし!
司法試験合格者増で、弁護士の数が増え、結果、既存事務所への就職ができない・決定の遅れる司法修習生が増えた。
そのため、今年は2000人の司法修習生のうち、裁判官・検事になる者(すなわち弁護士登録をしない者)を除いても、400人近くが登録できなかった。

このように淡々と説明を書いている私自体が、この一斉登録日に登録できなかった司法修習生であった。
しかし、2回試験の合格発表日に、一応籍を置かせてくれる事務所が見つかったので、すぐ登録手続きをして、
結局登録日は2011年1月18日であった。
気づいたら、登録後1年を経過していたわけである。
とにかく早かった。

ちなみに今年も、弁護士志望未登録者約400人のうち、100人近くは1月登録となったらしい。
スタートは何であれ、登録されれば同じ弁護士。
頑張っていこう!!