地デジ化応援隊になった（大げさ）

アナログＴＶ放送終了まで約２週間。
我が家はケーブルＴＶ加入済みなので、地デジ化は無問題なのだが、
事務所から、地デジ化のため、とあるアパートに派遣されることになってしまった。
地デジ受信相談戸別訪問の立ち会いをすることになったのだ。

ボス弁が、来年にも取り壊しを予定しているアパートの大家さんの代理人。
アパートは当然（？）not地デジ化。
しかし、来年頭まで契約の残っている賃借人が、
「地デジ化してくれないと困る！」といってきたため、
費用を最小化したまま地デジ化できないか、
調査の先兵として私が派遣された。

正直、弁護士資格は全く不要そうだ。
そこで、自分の存在価値を法的に考えてみる。

○賃貸人は賃借人に目的物を使用・収益させる義務がある
↓
○現代社会において、ＴＶは必需品
↓
○ＴＶの使える住居の提供でなければ、目的物の使用収益させる義務を果たしたといえない
↓
○アナログ放送廃止に伴う地デジ化は、目的物を使用収益させる義務の履行
↓
○地デジ化は賃貸人の義務

といったところか。

そもそもＶＨＦアンテナはついていてこれまでは普通にＴＶを見ることができていたことからすれば、
アナログ→デジタルへの変化に伴い、アナログのみ見られるアパ−トは劣化した状態と考えられ、
地デジ化は修繕に当たる、よって修繕義務の履行
というのはどうだろう。

ちょっと考えてみた。