桃色学園都市宣言(仮)

♪ BARBEE BOYS 「ごめんなさい」

日弁連会長選挙の記事

9日の朝日新聞夕刊に、
また弁護士(会)バッシング記事が載っていた。
記事の内容としては、今日の会長選の紹介なのだが、
実質的には、相変わらず合格者削減をdisるものにすぎなかった。

弁護士会の課題として候補者が挙げているものが「内向き」だ、
などと書かれていたが、
やっぱり公務員バッシングとかと一緒で、
弁護士は無理をしてでも世の中の役に立て!という
公的側面のある職業=聖人君主説にたっているのだろうか。

自分も実際に就くまで分からなかったが、
弁護士はあくまで自営業なので、いくら働いても全然収入にならないことがままある。
そういう私的な側面を取り上げず、一方で正義のために働けと言われてもおかしな話だ。
まあ私的だからこそ、一般人は気にとめない=記事にする必要がない、ということなのかもしれないが。

おまけに記事の締めは、正体不明の「法務省関係者」が「冷たく言い放つ」内容だったが、
なぜ法務省の役人が偉そうにコメントをしたのをありがたがって記事に載せるのか分からない。

まあ発言自体の存否も怪しいところではあるが、
法テラス使って弁護士の首根っこ捕らえたのをいい気になってるのでは・・・?
などと邪推してみた。

朝日新聞はとにかく弁護士を増やしたいというのはよく分かる記事でした。